小関直人制作日記(各地食べ物紀行)

2008年

7月27日〜28名古屋・あんかけスパゲティ・台湾ラーメン
今回、ある予定があり名古屋に行ってきた。関東ではいろいろなところを探すが名古屋定番の台湾ラーメンはなかなかお目にかかれない。透明なスープがサラッとかかって辛くて旨い。もう一つ、名古屋定番と言えばあんかけスパゲティ。私は名古屋と言えば、うなぎのひつまぶし、味噌カツより、この二品を選ぶ。やはり、以前少しだけ名古屋に住んでいたことのある自分には懐かしい味。少し体重が増えた名古屋でした。



7月21日木更津 潮干狩り

劇団員がいつもお世話になっている市川・四街道のよい芝居をみる会のみなさまと、木更津に潮干狩りに行って来た。市川や四街道のみなさまはいつも銅鑼の新年の集いや、催しにご協力いただいている。また毎年恒例の花火大会やいろいろな行事もご一緒させていただいていて、劇団のメンバーたちもいろいろな行事を楽しみにしている。今回は、Bigbrother主演の佐藤陽亮と一緒に参加してきた。海岸に着き、ビーチサンダルに履き替えいざ海に向かう。途中、歩きにくいので裸足になる。早速、熊手を手にあさり漁開始。場所によって全く採れないところもあるが、ここは潮干狩りの名人がメンバーにいていい漁場を教えてくれる。あるところにはかたまってあるもの…。まだ午前中で海水が薄く足元にあるせいか涼しさすら感じ気分は良い。これは楽しい。しばらく時を忘れ没頭する。なんとか一人が持ち出し可能な2キロを採ることに成功!マイクロバスに戻りケースに海水を入れあさりを浸す。そしていよいよお楽しみの「海の食堂」へ。早速昼から最高に冷えたビールとつまみに青柳などをいただく。暑い方がビールは旨い。参加者の女性の方から美味しい明太子の
おにぎりや漬け物などもいただく。旨い!海からの風がサラッと吹き気分は最高!四街道、市川のみなさまと一緒にいると心がなごむ。いつもありがとうございます。早速あさりを一緒に持ち帰ったペットボトルの海水で砂抜きをする。妙に元気にぴゅっと水を吐く。一晩つけたらなんと、あさりを入れたボールの水が朝には無くなっているではないか。元気のいいあさりたちが全部水を吐き出してしまった。水を吐き出すあさりたちを眺めて愛着すらわいてきたが、やはり、翌日にはパスタとクラムチャウダーとなった。新鮮なあさりは旨いと改めて感じる。次は毎年恒例の8月の花火大会がある。楽しみにしている。Bigbrother四街道公演頑張ります!四街道・市川の皆様、ありがとうございます。



7月15日〜16日八戸・フカヒレライス
来年の芸術鑑賞の紹介に青森に行く。本八戸駅で昼ご飯。なんと駅の中の喫茶店にフカヒレライスなるものが…。しかもコーヒー付きで650円とは。なかなか旨い。フカヒレもたっぷり入っている。近くに鮫という駅がある。鮫の水揚げ量日本一と言えば気仙沼。八戸港も鮫の水揚げは多いらしい。とにかく旨い。仕事の後はホテルで温泉につかり(普通のビジネスホテルのユニットバスは自分の体がはまってしまいそうでくつろげない為、風呂好きの私は極力安くても普通の風呂が着いたホテルを選ぶ、一泊5000円位でも結構ある)、近くの居酒屋で、ほや、しめ鯖、新もののさんまのなめろうなんかをいただきビールを飲む。ほやは、少し醤油に浸しておくと苦味が消えることに気付いた。こんなに旨いのにほや刺は350円なり。癖になる味。翌朝八戸の鮫駅近くの高校へ。タクシーを降りると前に来たことがあることに気付いた。目の前が牧場で、学校の裏には海と灯台。なんといい環境なんだろう。そして銀河鉄道で二戸まで移動。その後、盛岡の名門校に寄り帰途の新幹線に。今回面会したある先生は、近年生徒数が減り、少人数校はなかなか芸術鑑賞をもてないことを心配していた。合同鑑賞や、地域の人たちとの連携を追求して、是非少人数校の生徒さんにも舞台を届けたいと思った。芝居を観たから必ずなにか得られるものがある…なんて大袈裟なことは言えないが、観て良かったと言ってくれる生徒さんが一人でもいる限り…。うーん。次回の新作のことなんかを新幹線で銀河高原ビールを飲みながら考える。


7月9日 新潟、糸魚川ませぐち温泉・山水館
のっぺ汁と刺身盛りとホタル
石川県の高校の合同公演も今回がラストシリーズ、金沢、加賀で公演を終えて、今年上半期の公演を無事終えることが出来た。見ていただいた生徒さんには何かが伝わったのだろうか?とにかく、一生懸命みていただいた石川県の生徒さんに感謝したい。加賀から、新潟の糸魚川、ませぐち温泉まで移動、この日はとにかく無事に上半期の公演が終わったことに感謝し、打ち上げをする。山水館は今年もう3回泊まっている。いつも、お酒を差し入れしてくれたり、毎回遅い時間にもかかわらず、暖かい料理を出してくれる。予算がない宿泊にもかかわらず、今日は、のっぺ汁と、すごい品数のおいしい料理。(のっぺ汁は野菜や鶏肉などを炒めて醤油やごま油などで味つけとろみをつけた汁で能平とか濃餅とか書くらしい、新潟の郷土料理みたいだ。これは旨い、この日食べたのは、なんかカレーのカレー味でない醤油味みたいな感じ、でもこれが絶品)。それに刺身盛りを宿のご好意でいただけた。その後、裏の渓谷の橋に行き、ささやかだが花火をみんなでする。大自然の中、暗闇に渓谷の流水の激しいしい音だけが聞こえる。星一つない暗闇に静かにある壮大な山々にのみこまれそうな気持ちになる。仕上げの線香花火の明かりが、みんなの顔を照らす。花火が終わりまた静寂が山々を包む。と、その時、遠くの山の林の中に、すうっと、一筋の光が…。ホタルだ。見ると遠く暗闇のなかに、山の木々の中を明るいホタルが飛び、灯りを点けたり消したり…間近にみたことはあるが、遠く、しかもこんな美しい光景は初めてだ。そして一筋の光が我々の頭上に舞い降り、また、去って行った。まるで我々をねぎらってくれるかのような優しい光だ。美しいたくさんのホタルたちを眺め旅館に戻る。誰もが興奮さめやらず、杯を交わした。公演班のみなさまお疲れ様でした。翌早朝、風呂の窓を開け放ち晴天の山々を眺めながら風呂につかる。内風呂が絶景の露天風呂のよう…。そしてまた倉庫で荷おろしをしてすがすがしい汗をかいた。現在体重、93キロ。目標をもう少し高く掲げて、80キロ台まで頑張ります。


7月1日〜2日 長野・寝曲がり竹
長野県の高校は、芸術鑑賞が充実している。各地域に別れ、鑑賞行事の選定や実施まで県単位で各学校が横のつながりを持って行っている。今回は長野、須坂、中野などの地域の先生が候補にBig brotherをあげてくれた。来年の上演を願い、長野に行く。昼は長野定番の蕎麦。本わさびのこくのある味が腰のある蕎麦に絡み、つゆもまあまあ。ふらっと宿泊ホテルの近くの蕎麦屋に入ったが正解だった。夕方は、地元の居酒屋へ、久しぶりに、吉兆宝山(芋焼酎)を飲む。取れたての新鮮でないと生で食べられないという、寝曲がり竹なるものを生でかじる。焼いたものは香ばしくて、トウモロコシのような風味。そうだ、目標5キロ減!忘れてた。よし、明日も頑張ろう。



6月23日(月)〜27日(金)石川 のどくろ・かれい
Big brotherの一学期の学校公演が始まった。金沢、富来、七尾での公演、どこの会場でも生徒さんがとてもよく見てくれた。今回は学校公演に制作としてついた。一般の公演と違い、受け付け等の準備がいらないこともあり、トラックからの大道具の荷おろしを手伝う。久しぶりに体を動かし、気分爽快!体を使うとなんか細胞が活性化した感じ。あっというまにTシャツは汗まみれ。目標5キロ減を誓う。(現在95キロを90キロに落とすということなのであまりたいしたことではないが)しかし、生徒さんたちから良い拍手をいただいたりすると、嬉しくて、流した汗の数倍のビールを飲むことになる。今回の宿は先生の紹介もあって、どこも良いところだった。素晴らしい海に沈む夕日。かれいの煮付けの味の良いこと。のどくろも夜遅くにもかかわらずあったかい揚げたてをいただくことが出来た。翌日は筋肉痛と、体の各所に青あざが…。でも挫けずに荷おろし。目標5キロ減!


6月15日(日)〜18日(水)金沢・盛岡・青森


帆立といくら・6月15日、今年初の「Bigbrother」公演、金沢公演を無事終えることが出来た。一年以上の準備をしての公演。素敵な実行委員の皆様とまた出会うことが出来た。なんて素晴らしい出会いなんだろう。地元加賀出身の説田、金沢出身の中村もこの公演を終え、嬉しさとともに、ほっとしていることだろう。この公演の準備をしていただいた金沢の皆さま、そしていらしていただいた皆さま、本当にありがとうございました。それにしても金沢という街は眠らない街だ。夜中の2時でも3時でも、中心地の香林坊あたりは、祭りの日の晩のように人が多い。よく地方の方が東京に来てビックリするらしいが、金沢のあの人の量は凄い。かく言う、その中の一人に自分もいるのだが。直後、大移動をして盛岡へ、盛岡市内の高校の芸術鑑賞でご上演いただいて、生徒さん達もとてもいい拍手をしてくれた。ご担当の先生もとても熱心にご準備をいただいて、その思いが生徒さんにも伝わったのだろう。ここでもありがとう。終演後、演劇部の生徒さんたちとも話すことが出きた。公演班は温泉へ宿泊し翌日帰京。私は一人、学校の先生と面会のため青森へ。ついた宿では青森名物の帆立とつぶ貝と生ビール。やはりうまい。翌日、青森は晴天。ハードな移動で市内の四校の先生と面会させていただく。皆さま真剣にお話を聞いていただいた。帰りの電車までの短時間だが、走って駅近くの市場へ。帰りのおつまみを物色する。いくらが安い、いくら相当分の筋子を買うより安いかも。1000円なりでいくらを買い、東京までの道のりをちびちびとのんびりビールを飲みながら、いくらを(恥ずかしいので隠しながら、コンビニで貰ったスプーンで)ちょいと口に含んではビールを飲む至福の時間を過ごすのでした。嗚呼、通風が。たまにはいいか

  



2007年
5月12日(土)13日(日)盛岡・焼酎・鍋

5月12日〜13日盛岡・つなぎ温泉。毎年恒例の演劇鑑賞会の東北ブロックの交流会に参加。これも毎年恒例の地酒持ち寄り自慢があり、東北の本場の酒を数十種類堪能することが出来た。酒の本場東北に対抗してもはじまらないので、私は得意分野の芋焼酎、しかも今回は珍しい芋焼酎で仕込んだにごり梅酒「梅大夫(うめだゆう)」の一升瓶を持参した。通常のリキュールでつくるのと違い、本格焼酎でつけた鹿児島の梅酒は濃厚でまろやか。特に女性たちからの評判は「凄い!何これ!」とかなり上々だった。今回は盛岡よりバスで約30分のつなぎ温泉。まだ山々には雪が残り、東京よりかなりひんやりとしていた。つなぎ温泉は落ち着いた温泉施設。前夜は酒を飲んだため、朝、露天風呂に入る。ひんやりした空気に大粒の雨が風呂の水面にぽつぽつと降り、気持ち良い。風呂好きの私にとっては東北の風呂の中の五月雨はたまらない。風呂が好きなのである。自宅でも台本で行き詰まると風呂に入り無心になる。不思議と、静けさの中、風呂の窓の外から聞こえてくる子どもたちの声や、風の匂いに、自分が子どもの時の感情なんかを思いだす。そうする
と、そうだ!というようなことになり台本を書き進める案が浮かんだりする。そんなこんなで、1日に、7回くらい風呂に入ることがある。ひどい時は30分もたたないうちにまた風呂に入っている。風呂に入っている時が、生きていると実感する瞬間なのである。そして力が湧いてくる。さて、つなぎ温泉の料理でうまかったのは山菜の鍋。酒のつまみに絶好。帰りの新幹線では、ビールを飲みながら、いくらあなご弁当を食べ新作台本について思いをめぐらせた。東京に向かう新幹線の車窓からの太陽が、東北の太陽からだんだんと関東の太陽に変わって行く気がした…。



5月4日



羊山公園芝桜(秩父)。牛島の藤(春日部)。5月2日で、40歳に なった。別に何かが大きく変わったわけではないが、年を聞かれて、30代と答えるのとは少し気持ちが変わってくる。はじめて脚本を書いたのが30歳の時の「池袋モンパルナス」あの時の気持ちをふと思った。あれから10年。制作としても演劇人としても、成長しているだろうか…。1日1日を大切に過ごそう、なんてことを思う。目標と生き方についても考える節目にはいい時かもしれない。今、新作を書いている。30代ではたくさんの方と出会えた。お金では決して買えない貴重な経験。その経験を支えに、芝居を創りたい。


4月27日〜4月29日


函館・小樽。札幌の保護司会からの連絡で念願のBigbrother北海道公演が本年の10月に実現する。この公演がきっかけで、道内で小樽・函館でも実現できる運びとなった。今回は生まれてはじめての函館。函館の皆さんとの出会いは劇的であった。昨年11月に岡山県の岡山・倉敷二カ所で市民の方たちや弁護士さんたちが中心となる公演を行い、その公演の模様を岡山放送が30分のドキュメンタリー番組にしてくれた。本年、函館在住の作家をされているある女性の方にその映像を見ていただく機会を得た。私もその方のご著書を読んだ。あたたかくて感動的な児童文学だった。そしてこの公演の趣旨にもご賛同くださった。今回初めて、函館に行き、この公演を知っていただくために、20名近い方たちがお忙しい中お集まり下さった。そして公演のテーマについて話し合う。会の最後には「函館でも上演しよう」と皆さんおっしゃってくれた。とても嬉しい。その後、函館の街で素敵でパワフルな皆さんと美味しい魚と芋焼酎の「佐藤黒」をいただきながら、楽しい時間を過ごす。たくさんの方たちに呼びかけて下さったことに感謝するとともに、改めて、素晴らしい出会いを創ってくれたことに心から感謝したい。春の風を感じながら函館山や、大沼公園もご案内くださり、はじめて訪れた函館は大好きな街となったのは言うまでもない。その後電車で約四時間かけて小樽へ、三度目の小樽。ここでは、またまた、素敵な方が迎えてくださる。以前もこの日記にで書いたが、私より一回り上の方で(先輩劇団員の友人)私は大尊敬している。書家で生き方が豪快でかっこいい。



大男二人で、小樽人は誰もがこれを食べて育ったという、搾りたて牛乳で作ったミルク・プラントのソフトクリームをたべ、胃を落ち着けたあと、夜の小樽の酒場にくり出した。奥さまも素敵な方である。北海道を心から満喫した。皆さんありがとう。公演が実りあるものとなりますように。

2007年4月24〜25日



金沢。
来年「Big brother」の金沢公演を企画している。出演している中村真由美の出身地であることもあり、たくさんの方たちが集まってくれた。銅鑼とは創立直後から深いお付き合いのある方に、私の知らない銅鑼の話などを聞くことが出来た。いまは亡き演出家早川昭二との出会いや仕事のことを熱く語るその人の姿を見て、凄い先輩を持ったことを誇りに思うとともに、しっかりと作品づくりに取り組む姿勢の大切さをいま一度感じさせてくれた。市内中心地にある焼酎の品揃えがめちゃくちゃ多い(焼酎や梅酒が約800種ある)い「千の升(せんのさかずき)」という居酒屋に皆さんお忙しい中に集まっていただいた。美味しいぶりなどをいただきながら楽しい時をすごす。劇団の中村真由美も一緒だった、が皆さんにとても可愛いがられていることがわかり嬉しかった。ビールを飲んでいたが目の前にある大好きな焼酎の瓶の誘惑にまけ、最後はお勧めの種子島の焼酎と大好きな佐藤の黒を一杯づつ飲んだ。美味い。そんなこんなで日記用の写真を取るのも忘れて楽しい時を過ごした。帰りに、金沢駅で面白い店を目にした。
「世界初のホームのたこ焼き屋」と書いてある。5番線ホームにたこ焼き屋がある。お好み焼きや焼きそばなどもあり、「牛すじ焼き」を食べた。250円でまあまあ美味しい。ビールがまた欲しくなる。明日は検診。がまんがまん。まあ一本くらいいいか〜。金沢公演成功しますように。



2007年4月21〜22日



四国松山。
またまた久しぶりの制作日記となってしまい反省。
最近、35周年の新作の台本の内容を考えていたりで、会議の準備やらでついついさぼってしまった。ホームページからこのコーナーが削除される前に、なにげなく更新してしまおう…と松山の道後温泉行きの市電をながめながらふと反省しこの日記を打ちはじめた。松山は四国の演劇鑑賞会の企画会議で参加、国内で活躍する劇団の制作者たちが集い、劇団の作品や、これからについて語った。夜の交流会では、カツオの刺身などをたべながら、ビールをのんで鑑賞会の方たちと楽しい時を過ごした。最近は大好きな芋焼酎を平日はがまんして、ビールだけにしている。家では青いラベルのプリン体カットの缶の発泡酒なんかを冷凍庫でガンガンに冷やして(凍る直前くらい)飲んでいる。けっこう美味しくて普通のビールより最近好きになった。おかげでこの日の翌日も目覚めは良く、松山城のお堀を散歩して会議に望んだ。以前はまずそんな品行方正なことはなかったのだが、度重なる二日酔いの苦しみで、最近は学習して更正し少し大人になったようだ。でもたまにはやってしまい、翌日はソルマックゴールドのお世話になることもある。道後温泉に行く間もなく東京へ。松山空港の鮮魚店で大きなハマグリを発見したので、10個ばかり購入し、家で酒蒸しにして食べた。肉厚でうまい。松山はとにかく暑かった。年が明けてあっという間に春になったように、もうすぐに夏が来るんたなぁなんて、空港に向かう途中、降り出した大粒のあたたかい雨にうたれながら、道端の草々から放たれる微かな臭いを感じて思った。




2007年1月22日(月)

 

今年初の地方出張だ。宮城県の古川より電車でまた数十分そしてまたバスにゆられて30分という高校に芸術鑑賞の案内に行った。バスも三時間に一本程度。雪はない。例年になく降雪が少ないらしい。苦労をした甲斐があり、先生とは一時間近く話せて、熱心に聞いてくれた。近くに鳴子温泉がある。ビジネスホテルの小さな風呂では私の大きなからだはかなりきつい。調べると、なんと鳴子観光ホテルがビジネスプランで素泊まり5400円と安い。駅を降りるとすぐ足湯があり、目の前がホテルだ。食事の値段を聞くと3000円からと高かったので、素泊まりのままにして、近所の魚屋さんではまちの刺身と総菜とおにぎりを買う。そして缶ビールを仕入れてチェックイン。団体客向きの観光ホテルだが、しかし風呂はさすがに広くて素晴らしかった。温泉独特の硫黄のような匂い。お湯が白濁り、やわらかい感じで芯まであたたまる。風呂上がりにビールと刺身で、のんびりと本を読む。翌日、朝風呂を浴び、窓の外を見るとひらひらと雪が舞っていた。今年初めて雪を見た。よし、今日も頑張ろう。


2007年1月5日(金) 謹賀新年

1月5日、本日は事務所開き。今日も太陽が輝いて気持ちいい。自宅から駅までのいつも通勤で通る畑も一段と朝露が輝いていた。お正月に埼玉の神川に行った。冬桜で有名なところだ。時期は12月の上旬までなのでもう無理かと思いながらも、名所の桜山公園まで行ってみると、なんとまだ少し咲いていた。冬のツンとはりつめた空に咲く桜は気持ちをあたたかくしてくれる。露天風呂に入って山の冷たい空気を思いっきり吸い込む。幻の芋焼酎伊佐美も欠かせない。幸せを感じる。今年も喜びあふれる年になりますように。




12月6日(水)東京  3キロやせて野菜が旨い!

岡山公演も大成功で無事終わり東京へ帰ってきた。

岡山での終演後は、交流会を兼ねて美味しいお鍋を、実行委員の方にご馳走になり、公演の話しで盛り上がった。

岡山で一番高くて美味しいというケーキの差し入れもいただき、公演班も大満足。

旅の直前に体調を崩したため、久しぶりの長旅に不安もあったがなんとか無事終えることができた。酒をだいぶ控え目にして、好きだった、ラーメンや肉を食べないでいると、自然と食べたいという欲望も無くなってきた。かわりに野菜や魚など、薄味で素材の味が旨く感じる。体重も3キロくらい減った。でも100キロ分の3キロなので誰も気づかないのは言うまでもない。

朝も駅まで田んぼの中の道を選んで歩く。太陽に照らされる、朝露を含んだ田んぼの野菜の葉や、葉や木の実のシルエットなどを楽しむ。

エイジアン・パラダイス班は、大阪、名古屋と公演を終えて今日帰ってくる。昨日の名古屋公演も成功したようである。エイジアンは本年の公演をすべて無事終えることができた。学校公演での生徒さんたちのウケもなかなか良い。

一年はあっという間で♪もーいーくつねーるとーお正月という感じだ。(お正月に体重がリバウンドする見込みはかなりある)

そうだ。お正月気分はまだ早い。今年の残された公演や仕事を気を引き締めて頑張ります。

                      
               

11月26日(日)巡演中いか
11月26日、久しぶりの制作日記。この間怒涛のようなスケジュールで、なんと、公演の準備中に全国を飛び回っている時に体調を崩してしまい、ダウン。病院に連れていってくれた倉敷の実行委員会の皆さん、ご心配をおかけ致しました。しばらく美味しい食べ物やお酒を飲めなかった為に、こんなにも、制作日記も休んでしまった。(食べ物紀行なので一応言い訳)すみません。でもお陰様で、たいした事は無く現在はBigbrother岡山、九州公演の旅に復帰し元気・元気になりました。岡山放送で30分のドキュメンタリー番組に取り上げられるなど盛り上がりを見せ、大成功の倉敷公演を皮切りに、大村、佐世保と終わり、昨日は佐賀県唐津の呼子ロッジで休養を取り、日本三大朝市に数えられる朝市で魚貝類などの食材を仕入れ、海辺でバーベキューをして久しぶりに酒を飲みました。最高!呼子は「いか」が有名で朝市で、墨をはく生きたいかや「かき・さざえ」などを買いこみ、刺身にしたり、海辺で焼いて食べました。釣った魚を鍋にぶち込んで出汁にして、これも最高に旨かった。明日は岡山の公演。九州公演では、昨年の公演地諫早の実行委員の皆様も、大村・佐世保の両公演地に励ましに駆けつけてくれた。二つの高校の生徒さんたちも凄く良く見てくれた。佐世保は佐世保事件などが起こった土地だ。二度と繰り返さない為にも、何か少しでも希望を皆様の心に届けられただろうか。明日は岡山公演。どちらの公演地でも、あたたかい実行委員の皆様が迎えてくれる。感謝の気持ちで一杯である。明日の公演も成功しますように。



10月13日(金)東京幼なじみのチャコちゃん
10月13日、東京。劇団ではエイジアン・パラダイスの稽古が11月3日からの本番に向けて連日おこなわれている。みんな、いよいよと言う感じで日増しに真剣である。嬉しい連絡があった。北海道札幌地区の保護司会が、会議で「Big brother」公演の実施を内定してくれた。これで来年は北海道で公演が出来る。岡山倉敷の実行委員の方からも、何度も連絡をいただく。それ程までに、日々公演の為にお力を注いでいただいているのがわかる。感謝。今日は都内で「エイジアン・パラダイス」の公演がある三百人劇場の近くのアジア学生文化会館や国際交流関係の財団などを宣伝のため歩く。三百人劇場のある文京区千石町は実は私が小学校4年生まで住んでいた町である。静かな町だ。歩いてほんの数分なので何十年ぶりかに、住んでいた場所を尋ねた。私が住んでいた家はなくなって、新しい家が建っていた。隣りの幼なじみのチャコちゃんの家はそのままあった。もう結婚してここにはいないのだろうなぁ。道路からの景色は約30年前と殆ど変わらない。通っていた明化小学校の正門や校舎の雰囲気も変わらない。自分が通っていた時に創立100周年の記念式典とお祝いの♪100周年オメデトウ〜♪なんて歌を歌った覚えがあるが、当たり前だが、今は創立130年を記念する記念碑が正門にあった。私も39歳。時は流れたが、景色あまり変わっていなく、ただ道路の長さと建物の大きさ、町全体のスケールが自分が大きくなった分小さく感じたが、当時にタイムスリップしてしまったようだ。毎日のように行っていた小学校の向かいの駄菓子屋のご主人と奥様は、流石に私のことは覚えてなかったがお元気だった。お二人とも80歳近いはずである。家の近くの工場の建物は残っていたが操業はしていないようだ。路地裏や家の隙間を見ると(よく家と家の間の塀の上を歩き探検ごっこなどをした)、懐かしい記憶がよみがえる。あまりそんなところばかりジロジロ見ていると不審者と思われるので立ち去ろうと道路を歩きだす。すると女の子をつれ、ジーンズを履いた女性とすれ違った。まさか…違うよなと思い振り向くとそ幼なじみのチャコちゃんの家の前でたちどまりポストの郵便物を出していた。あの〜と話しかけた。自分と同じ年なのに若く見えたのでチャコちゃんの妹かなと思い、その名を出し尋ねた。あっけにとられる女性。「隣りに住んでいた…」と言いかけたところで「直ちゃん!」と私の名前を呼び、気付いてくれた。なんとチャコちゃんである。自分が予備校時代に一度あっているので、約20年ぶりだ。もちろん外ですれ違っても絶対に気付かない。可愛い女の子のお子さんで、チャコちゃんも変わっていない。あの頃のチャコちゃんのお母さんに似ていて、美人である。話しはじめるといつの間にか子どもの頃に戻ったみたいな感覚になった。お互いの家族のことなども話す。10年という歳月にはお互いに悲しい出来事もあった。でも、可愛い女の子と元気そうなチャコちゃんに会えてすごく嬉しい気持ちになって励まされた。劇団にいることを告げ名刺などを渡す。懐かしい町を歩いたりチャコちゃんに会うことが出来て、体の中にずっと眠って休んでいた細胞がまた動き出した感じがした。不思議な気分、とてもさわやかな気持ちだ。力も湧いてくる。小学校の正門の前の駄菓子屋のお二人に、これからもお元気でと告げると、また寄って下さいと商品棚にある「かにぱん」なるパンを丁寧に両手で包んで渡してくれた。懐かしいパンだ。このパンは昭和47年に発売されたらしい。小学校の頃も売っていて食べていたような気がして懐かしくなった。食べていくうちに、最初はかにの形をしていた、パンが食べる順番によってロボットやドライヤーに変化する。三立製菓のかにぱんを鞄に入れ。千石駅に向かった。



10月1日(日)〜3日(火)札幌・小樽ホッケのハンバーグ
10月1日〜3日・北海道 札幌・小樽。 岡山から戻り29日に1日だけ休みをもらう。結局午前中はほとんど仕事になってしまったが、午後からは近所の酒屋さんに行き「佐藤白」と「心水(もとみ)」を購入、この店はメーカーの販売価格で売っている良心的な店だ。でも「佐藤白」は経験によると店長がいない時で、お手伝いの人か、奥さんがいる時しか売ってくれない。確率は50パーセントというところだろうか。今回は奥さんだからラッキー。ということで定価の1400円くらいで「特別よ」と言って箱から出して来てくれた。(へたな酒屋で買うとプレミアがついて6000円くらいになる)しかしこの佐藤白は私が飲むのではない。小樽でお世話になりっぱなしの方へのお土産だ。私のは「心水」だ。こころの水と書いて「もとみ」と読む。なかなかいきなネーミング。蒸留したあとの美味しいところだけを取り、濾過も最小限なので原料の芋(黄金千貫)の風味と甘さが喉に広がる。こちらは1100円代で比較的手に入れ安い。その後スーパーにより、刺身と鶏肉を買う。刺身をつまみながら、「心水」をちびちび飲み、鶏団子スープをつくる。そんなことが結構楽しい。その後新作の為の本を一冊読む。少し充電される。翌日は北海道に旅立った。来年10月の会場押さえの為である。小樽の会場は希望日が押さえられたが、札幌は1000名規模の会場があの大都市で一つしかないため、会場押さえがすごい競争率だ。しかも市の優先行事で抽選前に既に一週間くらいが押さえられている。土・日をはさんだ一番良い日程をだ。市も一緒に抽選のくじを引けと言いたくなる。案の定、20日くらいの日程に50人近くが集まった。引いたくじの番号は26番。このために東京から来たというのに…。あっという間に劇団の上演可能日程は埋まり、残念ということに。半ベソ状態になる。「まあ人生色々なことがあるもんじゃ。今晩ははよう寝ることよ。」(注…ビッグブラザーの芝居のセリフより) 。このままでは東京に帰れない。客席の収容人数は半分になるが、焦ってタクシーを飛ばし(電話で予約は出来ない)別の会場を押さえ、主催団体になんとかそちらの会館での上演を依頼して帰ってきた。小樽の会場押さえの日は日曜日だったため、ご主催いただく方(先輩劇団員の友人)に市内観光に連れて行ってもらう。遥か大分県から学会の為に北海道に来たという女性二人も一緒である。小樽駅前で地図を見ながらどこを観光しようかかと悩んでいた姿をその方が見て、それではご一緒に…と声をかけたらしい(奥様もご一緒である)。表向きの観光地だけでなく、本当の小樽を知ってもらいたいというその思いから、観光されている方をよく無償でご案内していると聞いた。お二人の女性とその方の奥様もご一緒に、思わぬ楽しい時間過ごすことが出来た。もしかしたら九州公演にも来ていただけるかもしれない。思わぬ出会いに感謝。小樽は暑いほどの晴天で天狗山の展望台から見る小樽の町と広がる海は絶景で空気を思いっきり吸いこむと細かい悩みなどふっとび、生きているんだなぁと感じる。小樽でその方たちと食事をした。「ホッケのハンバーグ」なる珍しいものを食べた。すごく脂が乗っていて、甘くて美味しい。寿司もいいが、これはお薦めである。地ビールをいただきながら食べる。早くみんなを北海道に連れて来たい。その晩はまた小樽のネオン街に消えた。「今晩ははよう寝ることよ」翌日2日酔いの自分に言い聞かせた。


9月26日(火)倉敷・岡山・岩手・山形etc・・・倉敷お好み焼きの具入りカレー
9月26・27日倉敷・岡山。また制作日記をしばらくお休みしてしまったと反省しながらも、この数日間は、岩手、山形、岡山、倉敷とけっこうハードなスケジュールで、いつもなら電車に乗った時などにこの日記を書くが、今回は寝るか酒を飲むかになってしまった。倉敷、岡山は本年11月の公演をご主催いただく方達の実行委員会に参加した。倉敷は、普段はそれぞれの企業の役員や顧問をされている方、保護司をされている方などの年配の男性が中心で独特の雰囲気を持つ。岡山は、子ども劇場岡山県センター・そして弁護士の方達が中心になりご上演いただく予定だ。岡山実行委員の方で今回の公演のきっかけを作っていただいた方は、東京での会議後、飛行機で帰って来て、お疲れのその足で実行委員会にご参加いただいた。弁護士さんたちも、みな弁護士という職種の人の概念を打ち砕くかのように、熱く、素敵な方たちばかりでる。そういう方たちだからこそ、日常的に少年事件を中心に取りくまれているのだろう。倉敷の実行委員会の方も翌日一日中、私を車に載せてテレビ局などをまわってくれた。実行委員会終了後、両日とも実行委員の方たちと楽しい時間を過ごすことができた。倉敷ではこの日はじめて実行委員会でお会いした方もご一緒くださり、焼き鳥屋さんで楽しくお酒を飲むことができた。「食べ物紀行」という題名だが、どんなうまい食べ物があっても、寂しい思いで食べるのではつまらない。やはりそこに、人の温かい心がある時、酒も、食べものはうまくなる。寂しくはない。なんと恵まれたことか。杯を交わしその人を知れば知るほど、この人たちに必ずや良質の舞台を届けたいという思いでいっぱいになる。さて倉敷の美観地区の外れにあるお好み焼き屋(名前を忘れてしまったが川沿いの交差点の角にある)のカレーライスには、お好み焼きの鉄板で焼いた肉ともやしがたっぷり上に乗っている。芝居の中にも本物のカレーを食べるシーンもあるほど好きなカレーだが「お好み焼きの具入りカレー」なんて、はじめて食べた。混ぜ合わせて食べると視覚的なものも手伝ってか、これがけっこううまぁ。今度家でも試してみたい。数日後、倉敷の実行委員の方から電話があった。地元のテレビ局である岡山放送が、報道番組で取り上げてくれるらしい。嬉しい知らせに、胸を踊らせながら、ハイリキレモンの栓をシュパッと開けた。

9月15日(金)酒田だだちゃ豆
9月14日〜15日は山形の鶴岡・酒田である。鶴岡地区の全ての高校の合同公演で昨年Bigbrotherをご上演いただいた。その時の事務局をされていた先生も温かく迎えてくれる。来年の演目にと、エイジアン・パラダイスを進める。Bigbrother公演の評判はなかなか良かったようで(そう信じたいという気持ちも含めて)、朝から鶴岡近郊の7つの高校の先生に面会する。結構ハードな1日だった。ただ、お一人の先生が「僕は教育的な内容のものが芸術鑑賞で上演される傾向があるが(Bigbrotherに限らず他の劇団の作品も含めて)、ただ面白くて楽しいだけでもいい、そういう芝居をやりたい」とおっしゃられていた。ううん、確かにそうは思う。先生がそう思うと言うことは、そう思う生徒さんもいるということだ。芝居とは、芸術鑑賞とは、学校とはなんぞやと考えてしまう。そして人生において本当に楽しい、面白いとはどういうことなんだろう。「楽しい・・」とはなんぞやを考える。例えば私は芝居の世界に居て楽しいが、つらいことも含めて「楽しい」と感じている。こんな風に考えて、理屈や頭で感じることではないが、なかなか難しいことだなぁと思った。でもいろいろな考え方はあり、好みも多様だ。追求することは続けたいが、考え方を統一し、敢えて結論を出さぬとも良いと思った。でもこの先生のお言葉は貴重な意見として今後に生かしたい。「答えはわからなくとも、人間が存在する意味を追求し続けることに人間が存在する意味がある」と言っていた、ある大学の先生の言葉が蘇る。翌日も酒田市内の高校7校を巡る。お会いした先生は全て良く話を聞いてくれた。さすがに、毎年合同で芸術鑑賞をしているだけあり、大切な行事として真剣に取り組んでいらっしゃることに、喜びを感じる。最後の学校の先生は、私の電車の時間に合わせて、夕方6時まで待っていてくれた。ありがたい。鶴岡ではあまり名物はないと思っていた。しかし、「だだちゃ豆」という枝豆が、最近流行っているらしい。タクシーの運転手さんがテレビでナイターを見ながらの晩酌のおともはこれに限ると言っていた食べたら確かに普通の枝豆とは味わいが違い、うまかった。これは話題になりうる味だ。豆の臭みというか、食べた後、喉に少し納豆みたいと言っても過言ではない風味が広がる。「豆」という感じである。もう季節は終わりだが、来年は是非公演で来て生の「だだちゃ豆」を茹でてビールとともに食べたいものだ。因みに「だだちゃ」とは、「おやじ」とかいう意味らし。酒田からの帰りは、新庄で新幹線に乗り換え東京へ。50分の待ち合わせ時間を新庄に来るといつも立ち寄る駅前の、「急行食堂」で芋焼酎・白波黒麹のロックとつまみを食べて時間を潰す。(ここの名物は「もつ煮ラーメン」)新庄駅で面白いものを発見した。下駄が並んでいたのだ。「この下駄を肘折温泉へ持参していただくと無料で入浴出来ます。尚、下駄にある旅館名の旅館に限ります。」と張り紙がしてある。でかい下駄を持って旅館に行けとは・・これは真面目か、冗談か。「何も考えず温泉につかるも良いか・・」思わず下駄を履いて温泉行きたくなる衝動を押さえて、チュウハイと米沢牛の手ごねハンバーグ弁当を買い込み、東京行きの新幹線に乗った。



9月13日(水)米沢米沢牛コロッケ
9月13日は、米沢に来ている。米沢というと、この制作日記の初日が米沢だった。市内の高校の合同公演への案内である。今月末に会議と聞いて、もう一度やってきた。あいにくの雨、冬が近い頃の秋のように肌寒さまで感じる。上杉神社の周りのお堀を歩くと、15年以上前にもここに来たことを思い出した。この前に来た時には気づかなかった。しかし偶然神社の裏を歩いた瞬間に記憶が蘇った。このお堀とこの道路だった。その時は、当時上演していた芝居でこの地を訪れでいたのだろう。劇団に入って数年たち少し慣れた頃だが生活も苦しく、作品とは関係ないが、もう劇団を辞めようと思っていた時だった。なんでこんなことをしているんだろうと、毎日そんなことを考えていた。結構その頃は尖っていて何かあると先輩にもくってかかっていたと思う。旅中にウォークマンで音楽を聞きながらここを歩いた時そんなことを思っていた鮮烈な記憶がある。今から思うとあの時は旅に行っても一人でいた時間が多かったかも知れない。その後やはり私は一度劇団を辞めている。そう、何をかくそう私は劇団を出戻りである。ここからは話すと長くなるのでまた今度と言うことにするが、一度劇団を辞め、とある企業に就職した。今こうしてまた劇団の活動をしている自分とあの頃の自分を思い返した時、あの時代は必要だったんだなぁと思う。あの時代があったから今があるのだと。ただ、劇団に戻ってまもなく9年、正直言って、また慣れが出て劇団に戻った頃の新鮮な気持ちが失われて来た。そんな意味で、今日の上杉神社のお堀はの景色はとても意味があったと思う。傲らず、人の心を見つめられる自分をもう一度取り戻したいと思った。雨の上杉神社、観光客もほとんどいなく、米沢牛コロッケとメンチの売り場へ行く。メンチは柔らかくてうまかった。2つで340円。旨い米沢牛はまた今度特別な時に。例えば米沢公演が決まった時とか、一人ではない時とか。柔らかい米沢牛メンチをつまみにビールと酎ハイを買いこみ。明日の目的地鶴岡行きの列車に乗る。列車は約三時間の快適な居酒屋である。



9月8日(金)札幌・すすきの味噌らーめん・ほっき貝
9月7日・8日は、札幌に行く。札幌では、保護司の方達が、Bigbrotherの上演を検討してくださっている。会合に出席して、この作品についての思いを話した。気持ちは伝わっただろうか。休憩を削っての時間だったのに、皆様真剣に聞いてくださり嬉しかった。日々少年たちの更正に、いろいろな活動を通して関わられている方々に心より敬意を表したい。皆さん温かい感じがして、流石に貫禄がある。是非上演させていただき、この方たちともっとお話して、いろいろなことを伺い学びたいと思った。小樽では美味しいものを食べたので、札幌はすすきのの中心地に泊まったが、味噌ラーメンを食べて酒は控える。といっても瓶ビールを1本たのんでしまったが。知らずに入ったが評判の有名店らしく、美味しかった。魚屋にも寄る。私は貝がすきだ。スーパーでも生きたホタテなどが水槽で売られているとつい買って焼いて食べたりする。北海道ではとにかくでかいほっき貝を発見した。ほっき貝は大抵の寿司屋は湯通しして身が赤くなってコリコリしているが、生で刺身で食べると、紫色で柔らかくて旨い。縞ほっけもあぶらがのっていておいしそうだ。やはり北海道公演は公演班に旨いものを食べさせてあげる為にもやらなければと思った。もちろん、芝居をするのが一番の目的だか・・。



9月7日(木)北海道特上鮨

9月7日は、久しぶりの北海道。小樽に行った。本当は怖くて乗りたくない飛行機にも久しぶりに乗る。以前銅鑼の「センポ・スギハァラ」(杉原千畝の物語)をご主催いただいた方で、劇団員、佐藤文雄さんの学生時代の友人を訪ね、「Big brother」小樽公演のお願いに行く。実は新聞で公演記事を見た札幌地区で保護司をしている方から連絡を受け、来年、札幌での公演をなんとか実現したく北海道に来ることになり、札幌だけでなく、北海道の各地での公演を目指して、是非また小樽でもとお願いに上がったのだ。昼過ぎにその方とおち合う。貫禄がある。オーラがある。そして、とても素敵な方である。最初に市内のある団体の方への面会にご同行いただいたあと、懐かしい味のラーメンをご馳走になった。しばらくその方のお仕事の関係で、一旦別れて一人になる。「観光地はあまり好きでないので、一人でぶらぶら海でも眺めています。」というと手宮公園という小樽の町が一望出来る公園に連れて行ってくれた。私を迎えにきたばかりに、昼に出前で頼んでいたカツ丼を食べそこなってラーメンに付き合ってくれた為、カツ丼が余ってもったいないからと私にくれた。そんなこともあって小樽の町が一望出来海が見える最高の山の上の公園の芝生に座り、カツ丼を食べる。なんとカツが二段重ねでボリュームがありめちゃくちゃうまい。ラーメンを食べた直後にも関わらずペロリといってしまった。最高の景色を見ながらドンブリのカツ丼を食べ、なんか不思議な感じだったがうまかった。その方は「書」をされていて、話していて何気ない言葉に深い人生感があふれる。出会えたことに感謝する。市内のいろいろなところを案内してくれた。観光客として来たら決して見ることのないようないろいろなところ。小樽は坂が多い。雪が降ったらどうするんだと思うが、なんとか車も走ってしまうらしい。その方のご自宅にも泊めていただいたが、ご自宅は坂の上にあり、その坂から見下ろす海や街並みがとても風情がある。こんな町が残っているんだ、なんか子どもの頃に感じた懐かしい感情が蘇る景色だ。小樽商科大学裏にある小林多喜二の記念碑や、にしん御殿の下にある劇作家、八田尚之の碑にも立ち寄った。高島岬から見る海の先に見える地平線が丸く、地球はまるいんだなぁと実感する。海の先に遠く見える山々の稜線が濃いブルーで心に焼き付く。小さな考え事など吹っ飛び、何も考えられなくなる。そして夜。ここは小樽、その方の奥様も一緒に、旨い特上寿司をご馳走になる。魚は最高だ、東京で食べたら万円はいきそうなネタ。うに(がんぜ・と言うらしい)は甘くててんこ盛り、サーモンはとろけて、しゃこもやわらかい。「魚真」という店で観光客というより地元の方が多い感じがした。その後、夜の小樽の町へ。ゆっくりと時間をかけて飲みながら、楽しいお店を四軒もはしごした。今日はじめてお会いしたのに、ずっと前から知っている人のように、楽しい時間を過ごさせていただいた。心のこもった朝食までご馳走になり、そこの家の二匹のワンちゃんともたわむれて、なにから何までお世話になってしまい、なんとお礼を申し上げたらいいか。北海道公演を実現させて是非また小樽に来たいと思った。ありがとうございます。北海道で心身ともに充電されました。来年は北海道公演をするぞ!


8月31日(木)八戸涙巻き
8月31日は、八戸市公会堂で、市内の高校の生徒さんたちに芸術鑑賞として鑑劇していただいた。新キャストの初の公演、緊張する瞬間である。きっと私以上に新キャストの三人は緊張していたに違いない。舞台がはじまった。最初はざわついていた生徒さんたちも(開演前のこと)はじまるとシーンとして集中してくれた。芝居を真剣に見てくれている感じがした。終わった後のきついバラシ(道具や照明音響機材の撤収・銅鑼は出演者も全員でする)も、生徒さんが良く見てくれた後だと全然つらくない。楽しい雰囲気で終わった。ありがとう。公演班は、温泉に泊まる(座敷わらしが出るという縁起のいい温泉旅館らしい)が、私は明日八戸市内の高校に寄るため市内に一人残る。今日は、早めに休もう。心地よい疲れが残る。昨日八戸の寿司屋の屋台で食べた「涙巻き」なる巻きずしを思い出した。わさびとカイワレの芯だけのシンプルな手巻き寿司だ。天然のわさびでないとこの味は出ないらしい。口から鼻から、すべてに良質のわさびの風味が、まるでわさびのメントールのようにひろがる。鼻にツーンときて涙がでてくる。贅沢な素材をつかわなくとも、もしかしたら、一番印象に残った食べ物かもしれない。今日観てくれた生徒さんのうち、一人でも目に涙をあふれさせてくれた人はいるだろうか。明日は、八戸市内の他の高校の先生にも会う。今日の公演の雰囲気を話そう。今晩は、コンビニのお弁当でも部屋で食べて寝よう。350mlの缶ビールを一本勝って一人で乾杯。


↑久保田です。

8月30日(水)青森→八戸屋台村しめ鯖
月30日。青森弘前市内の高校の校長先生を訪ね、せっかくなので市内の高校も訪ねる。途中、滝のような雨がふり雷が鳴ってきた。タクシーの運転手さんは、こんなに降ったのは今年初めてと言っていた。雷が鳴りはじめて、だだっ広い田んぼの一本道で、さすがにゴロゴロと来た時は怖くなり走った。帰りは、滝のような雨の中を歩く勇気がなくタクシーを呼んだ。でも、激しい雨は、なんか心を洗ってくれるようで気持ちよい。校長先生は帰りに、私のような若輩者を玄関まで送ってくださり、タクシーに乗る私が見えなくなるまで、立ったまま見送ってくださった。さりげないお言葉や、しぐさに、優しさと、偉大なお人柄を感じた。明日は新キャストでの初日である、雨の影響で電車が止まったり、遅れたりしたがなんとか八戸にゆき公演班と合流する。演出の山田さんがホテルでまっていてくれた。もう雨は上がった。一緒に夜の八戸の街にくり出す。屋台村だ。同じ臭覚なのか先に東京からマイクロバスで到着していた劇団員も何人かいる。さすがに八戸、屋台の寿司屋も多い。なんとか横町(ついビールで気持ち良くなってしまい、はっきり覚えてないが本八戸の中
心街のみろく横町?とかいう名前だったか)こんなに旨いしめさばははじめてたべた。しめさばというともっと硬いイメージだったが、柔らかくあぶらがのっていて、最高である。あと、ほやの刺身。八戸ならではだと思うが、海水でついた塩加減が良く、やわらかく臭みや苦味が全くない。口の中で桃のようにとろける。明日に備え、ビールだけにしたが、(最近飲みすぎると肝臓が悲鳴を上げているせいか、翌日仕事にならない)公演の成功を祈りながら、乾杯した。山田さんの笑い声が、横町に響く。




8月26日27日九州大村やっぱり焼酎
8月26・27日と九州大村の実行委員会にいってきた。いよいよチラシとポスターとチケットができた。11月21の本番にむけ、具体的にスタートした感じだ。26日は大村の実行委員の方たちと打ち合わせを兼ねて会食後、一緒にお酒を飲み楽しい一時を過ごすした。実行委員長をお引き受けいただいた方、そして市議をされているお二人といろいろなことを話す。この芝居を通じて出会える人たちはなんてすごい人たちばかりなんだろうと思う。出会いに感謝!翌27日にも協力者会というかたちで、嬉しいことに大勢の方にお集まりいただいた。昨年の公演地諫早からも三人の方がいらしていただく。諫早の方たちにもなんとお礼をしたら良いか。一昨年までは全く知らない遠い九州の人たちが、今ではずっと以前から知っていたような感じである。ありがとう。さて、九州と言えば焼酎である。私の大好きな芋焼酎の本場は鹿児島や宮崎であるが、長崎でも飲み屋さんではやはりみな焼酎を飲む。芋焼酎好きの私にとってはそんな意味でも九州は嬉しい。今回ははじめて「大海」を飲んだ。すごく飲みやすかった。黒霧島もポピュラーだが美味い。その他、東京ではプレミアムな焼酎がお店で比較的低価格で飲めるのが嬉しい。以前、「魔王」のボトルを諫早公演の打ち上げの時にお店がプレゼントしてくれた時はびっくりした。東京では適正価格では手に入らない代物だ。その時はみんなで大切に一杯づつ飲んだ。関東では伊佐美も殆どの酒屋でプレミアムがついて6000円から8000円近く、佐藤も小瓶が7000から8000円と高い。そんなにお金を出して飲んでは美味しくない。焼酎は本来は庶民のお酒なのだ。適正価格以外のものは基本的に買わないことにしている。昨年の公演地福岡県山田市の人に無理を言って譲ってもらったり、気が向くと売ってくれる酒屋に通い続けて適正価格でなんとか手に入れる。やはり「佐藤・黒」と、「伊佐美」は別格に美味い。ロックで飲むが、飲んだあとに喉に広がる芋の味が最高である。私のナンバーワン・ツーだ。朝焼けが諫早湾を照らす。しばらく東京を明けたが、稽古は無事終わったであろうか。まずは八戸公演の成功を祈る。

8月26日(土)稽古場味噌汁菊地流
稽古では保護司・神谷役の菊地さんが毎日味噌汁や冷や汁を朝から作ってくれる。しじみの味噌汁は酒を飲んだ肝臓にしみいるように美味い。冷や汁はみょうがときゅうりと鶏肉がたくさん入っている。豚肉とオクラバージョンもある。冷や汁でも心があたたかくなる。幸せな気分になる。稽古場後、二階の談話室で裁判官役の千田がなくなると切らさず仕入れてくる焼酎と、太一役の佐藤陽亮が稽古が終わるなり真っ先に走って買ってくるビールを飲む。稽古のほうもボルテージが上がってきた。毎日一回は通し稽古(とめずに最初から最後までやる)をしている。本番まあと5日、いい舞台になりますように。


8月17日(木)お盆休みかき氷・流しそうめん
早めのお盆休みをとって、休み明けの14日からはBig brother新キャストによる稽古が始まりました。地方出張にしばらくいかなかった為、食べ物紀行をだいぶ休んでしまい反省。出張にいかなくても体重が大幅に増えない程度になにか美味しいものを食べてこれからは真面目に書きます。稽古は新キャストとして太一少年の兄貴分のような銀次の役を劇団昴の江ア泰介さん(客演・いい男ですよ)、ハルミ役・銅鑼の中村真由美、新聞記者の島田役・黒宮稠、の三人が参加しての稽古だ。演出の山田の激が、稽古場に毎日飛んでいます。山田さんのダメ出しは、岡本太郎ばりで、まさに稽古場は心の爆発の連続で、緊張と時には笑顔溢れる楽しい稽古場になっています。もちろん稽古後は、劇団二階の通称「談話室」で、まだ私は仕事をしているというのに、楽しそうな飲み会を必ず始めてくれます。時には雑談を時には芝居の話を。よしよしもっと芝居の話をしろよ!なんて思って関心していると、みんな酔っぱらってきて、台本のダメ出しとか聞こえてきて、仕事が手につかず、臨戦態勢で談話室へ、ということになります。当然翌日は二日酔い。
休み中に埼玉の鬼石、秩父、長瀞に行ってきました。明治24年創業、天然氷のかき氷で有名な阿佐美冷蔵の、かき氷はあずきがたくさん入っていて練乳もたっぷり添えられ、炎天下を外で30分も待った甲斐がありました。真冬に凍った長瀞宝登山の沢の源流水を切り出す平安時代から続く氷の製法だそうで、溶けにくく、なんか甘い感じがしました。でも休みは凄い人なので平日のほうがいいかもしれません。その後、流しそうめんでビール。夏を満喫した休みでした。





7月25日(火)仙台牛タン
7月25日、仙台にいる。市内の学校への作品の案内だ。外を歩くと夏の日差しが暑い。しかしさすがに東北、日陰に入ると涼しい風を感じる。広瀬川の流れと樹々の濃い緑が気持ちよい。気持ち良いのにもう一つ理由がある。7月20日、今年上半期最後のBig brother公演をご下見してくれた栃木県の高校の先生からご連絡をいただき、来年の鑑賞行事に内定いただいた。埼玉の大宮高校の芸術鑑賞とし上演された公演。1400名の大ホールが満席で不安はあったが、いざ幕を開けみると生徒さんたちは集中して熱心に観てくれた。11月からエイジアン・パラダイスとBig brotherが二班体制で旅公演をする為、今回の公演を最後に銀次役の説田、ハルミ役の栗木、新聞記者島田役の久保田のキャストがエイジアンに変更される。エイジアンでも重要なキャストになるため、Bigにとっては残念ではあるが三人にとってのラスト公演になった。もちろん新キャストにもご期待あれ。生徒さんに応援してもらってとても良い気持ちで特別な公演を終えることが出来て良かった。もちろんその日の打ち上げは劇団員行きつけ、池袋の居酒屋「あうる」で美味しい料理とお酒で盛り上がり、二次会のカラオケでは、酔うと必ず歌うらしい、あしたのジョーの「美しき狼たち」を歌っていたらしい。久しぶりのタクシー深夜帰宅。話をもどすが、本日面会いただいた先生は9月20日の盛岡白百合学園の公演にいらして頂けると約束してくれた。栃木の先生もそうであるが、芸術鑑賞行事の意義を真剣に考えてちゃんと下見をしていただけるのは嬉しい。先生に感謝。さて仙台と言えば牛タンである。仙台の市街地には70件近い牛タン屋がある。高タンパク低カロリーに惹かれて、仙台にくるとやはり毎日食べてしまう。以前は市街地で食べていたが平成15年に仙台駅の3階に牛タン通りなるものがオープンした。移動中にも寄れるので嬉しい。うまいと評判の利久と言う店で、牛タンと牛タンカレーのセットを食べたが本当にうまい。(せまい店なので昼どきは行列が出来るが時間をずらすと大丈夫)料金も千円代であまり高くない。やはり柔らかさと舌ざわり(牛くんには悪いが)がたまらない。大好きな宮崎の芋焼酎「山吹の里」を数杯味わう。そして一関へ。一関祭りのちょうちんが出迎えてくれる。今晩は、祭りとうまい魚を!といきたいが、頼まれた朗読劇の台本を仕上げねばならない。よし今からがんばるぞ!

7月5日(水)宇都宮餃子
7月5日は、栃木県は宇都宮、氏家、小山の高校に「Big brother」と「エイジアン・パラダイス」の紹介に行った。宇都宮は4校が合同で芸術鑑賞を行っている。ここは「センポ・スギハァラ」も鑑賞してくれた。あいにくの本格的な雨である。電車を乗りついで目的地の駅へ、またバスに乗って、そこから歩く。車ではないので場所によっては雨の日はつらい。氏家駅から学校へ向かう商店の道路を歩く。どこの土地でものんびりとした人間の営みを感じて平和な気持ちになる。この仕事をしてなかったら絶対に観光地でもないここには来ていないだろうなと、なんか不思議な気持ちになった。そして一期一会、先生と会うのを楽しみに歩く。さて、宇都宮といえば餃子の街で有名である。宇都宮駅周辺だけでも80件近い餃子屋がある。見渡すと餃子の看板や旗が至る所に見える。昭和33年からやっているという「みんみん」なる餃子屋に以前行ったことがある。ごくポピュラーな餃子だかまあまあ美味しくて、ビールがあれば三人前は軽くいける。駅ビルの中にもお店があり、行列が出来ていた。しかし先生と会う前に餃子は控えなければ〜。餃子で思いだしたが神戸元町の
南京町の餃子は最高にうまい。神戸の餃子のタレは味噌ベースが一般的でラー油と酢と特製味噌を混ぜてタレを作る。店によって調合の割合などが決まっていたりする。「流星ワゴン」の兵庫・西宮公演の時には餃子愛好家といってもいい劇団制作のT女史の紹介で、飲みながら元町の餃子屋を三軒はしごし都合一人で6〜7(一応言い訳だが餃子のサイズは小さい)人前は平らげた。自宅でも味噌系を(豆板醤みたいなやつ)何度かためしてみた。うまい。是非お試しあれ。最後の高校で演劇部の顧問の先生と話した。そして部活中の演劇部の生徒さんとも話す機会を得た。真剣な眼差しで質問してくる生徒さんの純粋でパワー溢れるエネルギーに、雨の中を歩いた疲れなど吹き飛んで、とても嬉しい気持ちになった。よし、今晩は餃子で一杯いくか

6月21日(水)岡山だけど福岡ラーメン
6月20日は11月20日上演予定の岡山県倉敷実行委員に参加。一昨年毎日新聞の「教育の森」でBigbrotherが記事になった、全国版でかなり大きく公演が掲載された。九州公演もこの記事がきっかけとなっているのだが、この新聞が掲載された日の朝、喫茶店で偶然目にされた方が、岡山県にもいらっしゃった。倉敷市の近くにお住まいのある企業の顧問をされている年配の男性である。その方からお電話をいただいた。何度か手紙のやりとりをしてゆく中で、一年が過ぎた。まだお会いしてないのに、毎回の優しいお手紙になんだかずっと以前から知っている方のような気持ちになった。昨年、安城にある関連会社の出張をわざわざ公演日程に合わせて、ご観劇いただいた。想像していた通り、とても素敵な方だった。舞台が岡山と言うことを知って尚更、「岡山でやらなゃいけん」と思っていただいたらしい。そして今では月に一回、企業の社長さんや、保護司の方など大勢の方の参加のもと、公演の準備が進められている。不思議な出会いを感じる、東京と岡山、一つの新聞記事がなければ一生絶対出会わないのにその人に出会い、そしてまたその人を通しで大勢の素敵な人と出会える。そして公演までもが実現しようとしているのだ。このことは昨年の安城公演、九州各地の公演でも同じだ、公演が終わったら関係が終わるのではなく、今でも続いている。出会う人が皆、最高に素敵な人達だ。神様に感謝!どんなことがあっても、この人達の気持ちが支えてくれると思う。倉敷と言えば美観地区である。大原美術館のある一帯は、昔の街並みが並ぶ。平日と言えど観光客も多い。しかし毎回ご当地名産の食べ物といきたいところだか、劇団の給料ではそう贅沢は出来ない。いつもは、実行委員の方と会食をするのだが、今回は私の移動の都合で一人で食事をした。ご当地名産のものは食べなかったので、ここで一つ最高のラーメンの話をする。ラーメンと言えば九州だ。博多駅から車で数分の呉服町?(そんな地名だったと思う)と言うところに、ラーメンにうるさい福岡の人もうならせるラーメン屋がある。当然、豚骨だ。昨年の福岡県山田市公演の実行委員の方がわざわざ車で一時間以上かけてこのラーメンを食べる為に、実行委員会の翌日連れていってくれたお店だ。この豚骨スープの濃厚だけどあっさりした味は、言葉では現せ
ない。確かに今までの人生の中で最高の味だ。Bigbrother主演俳優も昨年実行委員会の後、博多で途中下車して食べたがうまいと言っていた。入り口はオフィスの扉のようで看板も店名もなにも無い。まさに知らないと絶対入らないお店だ。次々に地元サラリーマン達がタクシーに乗り合わせて来る。しかもご当地博多なのにというのがすごい。この店にはまた行きたい。次回行った時詳しくお知らせします。

6月20日(木)佐世保ハンバーガー/皿うどん
6月18日は長崎大村実行委員会19日は佐世保実行委員の方と打ち合わせ。昨年の諫早公演の実行委員の方達が、来年も是非長崎で・という願いのもと、長崎県内各地を行脚してくださって、その思いに共感いただいた方達が、今年も長崎県大村と佐世保で「Bigbrother」公演をご主催下さる。諫早公演の模様を四回に渡って記事にしてくれた毎日新聞の記者にも感謝したい。今回はお忙しいなか大勢の実行委員の方達にご参加いただいた。そして昨年の公演地諫早からも四名もご参加いただいた。実行委員会の後も皆で近所のレストランで会食。感謝の気持ちでいっぱいになる。佐世保では、地元の実行委員の方の紹介もあり同時に二校の高校の生徒さん達にもこの公演を見ていただけることになった。ありがたい。諫早の実行委員の方がさだまさしの「がんばらんば」という歌のCDをプレゼントしてくれた。この方はとてもバイタリティのあふれる女性で各地を公演実現のため飛び回ってくれた一人だ。「Bigbrother」のことを語らせたら作者の私が何かを言うより彼女の言葉のほうが人の心を動かす。このがんばらんばはNHKのみんなの歌でも放送していたようだ。長崎弁でひたすら歌いまくっていて聞いても九割理解できない。題名は長崎弁で「がんばらなくちゃ」という意味らしい。私は「頑張れ」という言葉あんまり好きではい。無理をしない方がいいから・・でもこの歌のがんばらんばは実にすばらしい。♪「待っとばってんあんまいやったらちゃんぽん喰うてぬっ(まってるけど待ちくたびれたらちゃんぽん喰って寝るぞ)などという歌詞もあり全てがけっこうばかげていて、でもなんか真剣でなんともいえない味を出している。強いて言えば「無理をしないでがんばってね」という感じの意味だろうか。これからは軽く明るく「がんばらんば」と言い放ちたい気分になる。話は変わるが、佐世保と言えば日本最西端の駅らしいがそれ以上に佐世保バーガーは有名だ。なんとも日本ハンバーガーの発祥の地が佐世保らしい。今日食べたのは卵、ベーコン、野菜各種、とにかく具が多く肉も多い、パンに少し甘みがあるのも具の味を引き立ててうまい。もちろん長崎定番の皿うどんは地元人お墨付きのうまい店で食べた。海が青くもう夏だなぁと空気を思いっきり吸った。

6月19日(月)福山ラーメン
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17日〜18日、広島は福山の演劇関係団体の会議に出席してきました。福山城のすぐ近くの会場。親子で舞台観劇や様々な活動をしている子ども劇場中四国ネット主催の会議です。本年1120日に岡山県倉敷市芸文館、そして1127には岡山市民文化ホールで「Bigbrother」を公演予定、特に岡山市での公演は地元の弁護士さんたちの協力で、子ども劇場の岡山県センターに主催頂くこともあり、ご挨拶も兼ねて参加しました。夜の交流会では大好きな芋焼酎を楽しく飲み皆さんに「Bigbrother」にも興味を持っていただきました。ただ最近、深酒は翌日にかなり響く体になってしまった為、一次会でホテルへ、翌朝9時からの会議式の交流会に万全の体制で望みました。もちろん内容も有意義なものでした。舞台は客席と一緒につくるものなのだなぁと、改めて思った1日でした。帰りに福山ラーメンなるものを食べました。醤油味ですが、刻みネギがたくさんと豚肉の脂身が程良くのって、なかなか美味かったです。

6月2日(金)会津若松朝食ビール
今日は会津若松。朝は涼しかったが日中はとにかく暑い。市内の高校に「bigbrother」の紹介と会津風雅堂(会館)に行く。今日のメインは風雅堂、昨年は市内の葵高校と風雅堂主催で「Bigbrother」を上演。風雅堂主催の公演は市内すべての中学9校の生徒さんが観劇してくれた。今回は来年に新作「エイジアン・パラダイス」を是非と作品紹介をしてくる。風雅堂までは、市内観光の巡回バスのハイカラ号に乗る。明治・大正に建てられた古い建物がいたるところにあり歴史を感じる。会津と言えば、有名な民謡、会津磐梯山の中で小原庄助さんという人が出てくる。「♪朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上(しんしょう)つーぶした。あ〜もっともだーもっともだ。」実際に小原庄助さんは存在したのか?どうやら、私の先祖がそうだ、とか。この人がそうだとか、いろいろ説はあるが定かではないらしい。確かに休みの日に入る朝風呂は気持ちいい。そして休みの日の朝食に一杯のビールは最高だ。身上をつぶすまでは良くないが、忙しく働き、効率を第一に追い求め、のんびりする時間もなくストレスを溜め込む現代人に、小原庄助さんの
精神こそ必要なのかもしれない。小原庄助物語でも書こうかな〜なんて...そんなことをふと思った。会津若松駅にて。

6月1日(木)米沢米沢牛
今年最初の福生高校の公演、そして滋賀の近江八幡の四校合同公演も無事終わって、しかも生徒さんたちはとても真剣に見てくれたとのことで、今回は台本を改訂してより良くしようと稽古しただけに嬉しい。今は山形県の米沢にいる。米沢市内の高校の先生方との面会。芸術鑑賞教室への「Bigbrother」公演の紹介だ。上杉神社付近の伝統ある木造校舎の学校では、生徒さんが研修の為か、毎日持ち回りで事務室で受付業務をしている。年間100校近くの高校に行くがこれは全国でもここくらいだ。先生への引き継ぎから、お茶出し、スリッパや靴べらまでもってきてくれて生徒さんの対応がぎこちなさはあるが、丁寧であたたかく気持ちよかった。きっと年に1日くらいなのだろうが、今日受付をしていた生徒さんと出会えたことを嬉しく思う。それにとても今日はいい天気。別の学校の校舎の田んぼに咲く花の景色をみて、前にもここにきたなぁと思い出した。杉原千畝のドキュメンタリー演劇「センポ・スギハァラ」の紹介に四年前にも来ている。その翌年には市内の六つの高校で上演していただいた。「Bigbrother」も来年上演出来ることを祈る。米沢と言えば
米沢牛。食べたかったがやはり霜ふりは高くて、食べられない。残念。でもちょっと奮発して駅前の食堂で食べた1000円の牛肉定食は、ワインで煮てあってボリュームもあり、まあまあ美味しかった。ビールといきたいところだがお酒は夜までおあずけです。決してこんなことばかりしているわけではありません。真面目に仕事はしています。夕方は会津若松に移動し泊まります。米沢駅付近にて。