「橋」は1975年に第4回公演として紀伊国屋ホールで上演され、大好評を博した珠玉の作品です。
銅鑼にとって貴重な作品をできれば何とか次の世代へ伝えたいとの思いから今回の企画となりました。
また、色々な事情により劇団活動を断念、或いは休まざるを得ないこともあります。いままでも多くの仲間がそのような事情で離れて行きました。その連鎖を何とか絶ちたいとの思いもあり、今回、休団中の劇団員でも条件によっては参加できるようにと考慮しました。出演者3人ともそれぞれ活動が別々で一緒に稽古できる日は限られておりますが創意工夫して良い舞台にできるように精進していきます。
そして、アドバイザーとして鈴木瑞穂さんにお願いし、快く引き受けてくださいました。瑞穂さんにとっても「橋」は会話の妙味があり優れた戯曲でお気に入りの作品です。
私たちは、新稽古場建設、創立40周年を機に、更にこれからの10年を見据え様々な活動していきますので今後ともよろしくお願いします。
2012年 10月吉日 佐藤文雄
皆さま、いつも劇団銅鑼を応援していただき、ありがとうございます。
この度「語り芝居 はやたろう」を企画いたしました馬渕真希です。はやたろうという昔話は、私が子どものころに母から買ってもらった昔話のセット本(カセットテープ付)の中にあり、なぜか数あるお話の中でもお気に入りになって、三姉妹で歌い踊ったお話です。いつか舞台化できたらと温めていた企画を、創立40周年の今年、思い切って実現させることにしました!
いつの時代にも色あせることなくわくわくドキドキさせてくれる昔話。語り芝居として構成し、子どもからお年寄りまで幅広い年代に、日本語の豊かさや想像力がむくむくしちゃうような面白さ、歌や踊りの楽しさが伝わる舞台をお届けしたいと思います。
すでにチケットをお申込みいただいた方、ありがとうございます!よろしければ、お友達をお誘いくださいませ。まだの方、ぜひぜひお早めにご予約いただき、ご来場いただければ幸いです。銅鑼アトリエにてお待ち申し上げます。
馬渕真希
『語り芝居 はやたろう』木下の介護 ライフコミューン上板橋公演より
※11月公演では照明を使ったアトリエ公演バージョンで上演します。