劇団銅鑼公演ドラマファクトリーvol.8
助成:平成25年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
共催:公益財団法人板橋区文化・国際交流財団
ドゥカティに乗って旅にでる
カリフォルニアにメキシコに
そして福島へ
『たったいま八月の冥王星で たったいま八月の地球では』は、和合亮一さんの詩集「入道雲入道雲入道雲」の一節です。真夏のアトリエから飛び出す舞台は、ドゥカティに乗って時空を旅する物語。いつもの舞台と違うのは、チェロの生演奏とそしてセリフではなく「現代詩」を繋げて物語を創るところです。
日程/8月27日(水)〜31日(日)
会場/銅鑼アトリエ
電車:池袋駅より東武東上線各停15分「上板橋駅」北口より徒歩10分
バス:赤羽駅西口③乗り場ときわ台行き30分「常盤台3丁目」下車より徒歩5分/
王子駅⑥乗り場ときわ台駅経由上板橋駅行き40分「教育科学館」下車より徒歩5分
福島市在住の詩人、和合亮一さんをご存知でしょうか。
「3・11」の震災数日後から、ツイッターで「詩の礫」を発信し始め大きな反響を呼び、現在もフォロワーは二万人を超えます。〈放射能が降っています。静かな夜です〉〈明けない夜はない〉どこかで目に耳にしたことがあるかもしれません。和合さんは国語教師をされながら詩を発表。第一詩集「AFTER」(1998)で第4回中原中也賞受賞などシュールレアリスム(超現実主義)の詩人として知られていました。その頃から親交のある篠本賢一さん。震災前より和合さんの詩を舞台で表現されています。そして震災。「詩×劇」として上演し続けている篠本さんに構成・演出をお願いしました。2014年8月。私たちは詩と向き合いたいと思います。